特集 : 函南町

変更計画に町「不同意」 条例適用の対象 函南・メガソーラー

 函南町は6日までに、同町軽井沢の大規模太陽光発電所(メガソーラー)建設計画を進める業者2社に対し、計画への「不同意」を通知した。町長の同意なしに施設を設置できないとする町条例に基づく措置。町はこれまで「条例は遡及(そきゅう)適用できない」としていたが、業者側が8月に提出した計画の変更部分には適用可能と判断した。
 当初は65ヘクタールの山林に10万200枚のソーラーパネルを設置する計画だったが、今回の変更ではパネル枚数や発電出力のほか着工、運転開始の時期も変わっていた。町はこれまで防災上の危険などを理由に「不同意」を表明しながら、2019年10月の条例施行前に事業の手続きが始まっていたために「適用は困難」と考えていた。ただ、計画の変更は条例施行後の手続きとなり、適用の対象になるとしている。
 経済産業省が認可する電力の固定買い取り制度(FIT)では法令順守が前提となっているため、仮に業者が町条例に違反した場合は「FITの認可取り消しもありうる」(町関係者)という。町は業者が条例に従わなければ指導・助言、勧告、公表の手続きを進めていき、最後は経産省の判断に委ねるとみられる。
 (三島支局・金野真仁)

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