焼津漁協が独自調査委 カツオ盗、職員関与 全容を解明へ

 焼津市内の水産加工会社が自社の漁船で水揚げしたカツオが、流通段階で不正に抜き取られたとされる事件で、焼津漁業協同組合職員が窃盗の疑いで焼津署に逮捕されたことを受け、焼津漁協は12日、調査委員会を立ち上げた。現場関係者から聞き取り調査を行い、全容解明を目指す。
 焼津漁協によると、委員会は顧問弁護士や漁協幹部、外部の専門家の6人で構成する。窃盗の現場となったとみられる市場内を中心に、ほかに関与した職員がいないかなどを独自に調べる。幹部は「最短で半月、最長で1カ月以内には結論を出したい」としている。
 事件を巡っては、同署が12日、窃盗の疑いで焼津漁協職員の男(40)=焼津市東小川2丁目=を逮捕した。焼津市の水産加工会社役員の男(47)=藤枝市藤枝四丁目=ら3容疑者と共謀し、焼津市内の魚市場で冷凍カツオ約4トン(計約74万円相当)を盗んだ疑いが持たれている。

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