コロナ終息と平和祈願 故高田賢三さんの思い 富士宮から世界へ

 ファッションデザイナーの故高田賢三さんが発起人の起き上がりこぼしプロジェクトで縁のある4カ国をオンラインでつないだ「コロナ終息の祈りの会」が4日、富士宮市の割烹(かっぽう)旅館たちばなで開かれた。富士山麓を拠点に、神事や交流会を世界にライブ配信し、新型コロナウイルス感染による合併症で亡くなった高田さんへの追悼や感染症収束と世界平和に願いを込めた。

感染症収束や世界平和を祈願した神事=富士宮市内
感染症収束や世界平和を祈願した神事=富士宮市内

 プロジェクトは高田さんが東日本大震災からの復興を願い、福島の郷土玩具・起き上がりこぼしを通じて世界とつなごうと始めた。祈りの会は高田さんの命日に合わせて、プロジェクト代表を務める富士宮在住の渡辺実さんが中心となって企画した。同旅館の富士山が一望できる広間に配信拠点の会場を設け、富士山本宮浅間大社の神職が富士山に向けて神事を執り行い、参加者で祈りをささげた。
 台湾やウクライナ、フランス、スペインの4カ国とつないだオンライン交流会では、高田さんの友人ら関係者が思いを語り合った。「常に未来を見てクリエーティブで勇気をくれた」「賢三さんずっと愛し続けます」

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