富士宮市議長が議員辞職 贈賄申し込み容疑で逮捕 4人欠員で補選へ

 2019年10月の富士宮市議会議長選を巡り、同僚の市議に自身への投票を依頼し、見返りに現金を渡そうとしたとして贈賄申し込み容疑で逮捕された現職議長の遠藤英明容疑者(79)が9日、担当弁護士を通じて市議会に辞職願を提出し、受理された。遠藤容疑者の辞職に伴い、欠員4人となった同市議会では50日以内に補欠選挙の実施が決まった。
 同市議会は議員定数22人のうち、6分の1に当たる4人の欠員が生じた時に補欠選挙が実施される。投開票は参院静岡選挙区補欠選挙(10月7日告示、24日投開票)と同時期になる可能性がある。
 辞職願は9日午後5時ごろ、遠藤容疑者の担当弁護士を通じて、小松快造副議長に手渡された。現在、議長権限を有する小松副議長が遠藤容疑者の辞職を許可した。市議会事務局によると辞職願には「一身上の都合」と記されていたという。
 9日までに接見した担当弁護士によると、遠藤容疑者は現金100万円を渡したことは認めているという。また「市民や市議会に迷惑をかけて申し訳ない。議員は辞職する」などと話している。
 市議会では9月定例会を議長不在のまま10日に開会し、会期は10月12日までの予定。小松副議長が議長の代理を務める。同定例会の開会中に議長選を行う見通し。

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