深海魚トロール漁スタート 駿河湾の幸、続々水揚げ 沼津・戸田

網にかかった深海魚やエビを仕分けする漁師ら=沼津市戸田
網にかかった深海魚やエビを仕分けする漁師ら=沼津市戸田
水揚げされたドンコやシロムツなどの深海魚=沼津市戸田
水揚げされたドンコやシロムツなどの深海魚=沼津市戸田
網にかかった深海魚やエビを仕分けする漁師ら=沼津市戸田
水揚げされたドンコやシロムツなどの深海魚=沼津市戸田

 “深海魚の聖地”とされる沼津市戸田地区で8日、今季のトロール(底引き網)漁が始まった。漁師らは豊漁とコロナ禍で落ち込んだ需要回復の願いを込めてスタートを切った。漁期は来年5月中旬まで。
 関係者によると、昨季は新型コロナウイルス感染拡大による需要低迷などで出漁を抑えたため、漁獲量は2019年度の約170トンから約120トンに減少したという。
 解禁日の同日午前3時ごろ、戸田漁港から7隻が出発。午後3時すぎから続々と帰港し、本エビや戸田特産のタカアシガニ、ユメカサゴなどを水揚げした。漁船「日の出丸」の大村真史さん(44)は「狙いのエビは育っていて上々の初漁だった。タカアシガニは気温が下がってからが本番。たくさんの人に食べてもらえるシーズンになれば」と話した。
 トロール漁は、三角形の袋網を狙った水深に沈め、船を引いて海底の魚介類を捕獲する漁法。水深2500メートルの駿河湾が眼前に広がる戸田では昔から盛んに行われている。
 水揚げされた深海魚は地元飲食店や沼津魚市場に出荷する。元地域おこし協力隊の青山沙織さんが深海魚を全国に直送する通信販売「深海魚便」は今季も行う予定という。
 

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