全国燗酒コンテスト 2酒蔵「最高金賞」 藤枝の酒、発信の好機

 温めて飲む日本酒のおいしさを競う「全国燗酒(かんさけ)コンテスト2021」で、藤枝市の初亀醸造の「初亀プレミアム」と、杉井酒造の「杉錦 本醸造」が最高金賞を受賞した。市内二つの酒蔵の同時受賞に、関係者は「藤枝で造られた日本酒のレベルの高さを全国に発信する機会になれば」と期待を寄せる。

初亀醸造の「初亀プレミアム」
初亀醸造の「初亀プレミアム」
杉井酒造の「杉錦 本醸造」
杉井酒造の「杉錦 本醸造」
初亀醸造の「初亀プレミアム」
杉井酒造の「杉錦 本醸造」

 コンテストは8月上旬に都内で開催し、酒造技術者や酒類流通業者ら28人が審査員を務めた。
 両社の受賞はともに45度で審査する「お値打ちぬる燗部門」。720ミリリットル1100円以下か、1・8リットル2200円以下の市販酒が対象。215点のうち、上位5・1%の最高金賞に選ばれた。
 「初亀プレミアム」は兵庫県産山田錦を使用。すっきりした口当たりで飲み飽きしないのが特徴で、家庭料理全般と相性がいいという。橋本康弘専務は「コロナ禍で地酒業界が大きな打撃を受ける中での明るいニュース」と喜ぶ。
 「杉錦 本醸造」は「あいちのかおり」という一般米を使用。コクや深み、酸味があり、静岡おでんのような素朴な料理に合うという。杉井均乃介社長は「燗酒は日本酒独特のおいしい飲み方。魅力を再発見してもらえたら」と話す。
 

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