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⚽藤枝順心 3度目決勝進出 準決勝で帝京長岡に1-0 全国高校総体

 全国高校総合体育大会(インターハイ)は21日、福井県などで行った。サッカー女子準決勝は、藤枝順心がMF久保田真生の2試合連続得点で1―0と帝京長岡(新潟)を下し、3大会ぶり3度目の決勝進出を果たした。

藤枝順心―帝京長岡 前半、ドリブルで攻め込む藤枝順心の久保田(中央)=福井県坂井市の日東シンコースタジアム丸岡サッカー場
藤枝順心―帝京長岡 前半、ドリブルで攻め込む藤枝順心の久保田(中央)=福井県坂井市の日東シンコースタジアム丸岡サッカー場

 ▽女子準決勝
藤枝順心 1(1―0 0―0)0 帝京長岡(新潟)
▽得点者【藤】久保田(なし)
 【評】藤枝順心が序盤の1点を守り抜き、帝京長岡を退けた。
 藤枝順心は序盤から押し気味に試合を進め前半9分、MF久保田のミドルシュートで先制した。その後も素早いパス回しで計14本のシュートを放った。
 守備では前線から激しいプレスをかけて球を奪い、相手のシュートを2本に抑え、決定機を与えなかった。
 守備安定 攻撃に厚み 
 鉄壁の守りで虎の子の1点を守り抜いた。藤枝順心は帝京長岡に好機らしい好機を与えず許したシュートは2本のみ。今大会3試合連続完封で決勝進出を決めた。頂点に立った1月の全日本選手権から2大会連続で全国舞台の無失点を続けているのが頼もしい。
 今大会では最終ラインを3バック、4バックと相手に応じて使い分けるのが特長だ。中村監督は全日本選手権準決勝で同じ相手と対戦した経験を基に「前に人数をかけて押し込んだら下がるはず」と踏み、3-4-3の3バックを選択した。
 守備の中心を担ったのが世代別日本代表にも名を連ねる3年のDF井手だ。守備時にサイドが手薄になるリスク管理をしながら、最終ラインを安定させ、攻撃に厚みを生んだ。
 唯一の得点をたたき出したのは、1年のMF久保田の右足だった。前半9分にミドルシュートを決め2戦連発となった点取り屋は、相手GKの位置を見極めて狙い澄ました。「風をうまく使って狙ったコースにいった」と胸を張った。
 前線で自由に動き回る1、2年と後方から支える3年。指揮官は「バランスが取れたチームになりつつある」と手応えをにじませる。決勝では神村学園とぶつかる。チームが融合した藤枝順心が冬夏連続の頂点を視界に捉えた。
 (名倉正和)

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