光素(磐田市)2棟目新設へ 電子管光源、生産能力を倍増

 浜松ホトニクスの生産子会社「光素」(磐田市掛下)は、各種電子管光源の生産能力増強のため、新棟の第2棟を建設すると発表した。10年以内を目標に、生産能力を売上高換算で約20億円まで倍増させ、地元採用の従業員数は約100人増やして約280人態勢まで拡充する。

浜松ホトニクスの生産子会社「光素」が新設する第2棟(手前)の完成予想図
浜松ホトニクスの生産子会社「光素」が新設する第2棟(手前)の完成予想図

 電子管事業の光源売り上げ拡大への対応。1987年に設立された光素は現在、食・薬品の成分分析装置に使う重水素ランプや環境分析装置向けキセノンフラッシュランプなど浜ホトが販売する電子管光源の9割以上を生産する。近年は新興国でも食の安全や健康への意識が高まり、重水素ランプなどの需要は拡大し続けている。
 第2棟は鉄骨造4階建てで、8月2日に着工し、2023年4月の稼働予定。総工費は約37億円。従業員約180人のほぼ全員が地元採用の女性のため、健康増進室など女性用設備の充実を図る。食堂は第1棟から移す。
 (浜松総局・荻島浩太)

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