静岡人インタビュー「この人」 榎谷優史さん スポーツ時の熱中症対策になるネックレス「クールリング」の普及活動を続ける

 少年硬式野球の浜松リトルリーグ監督。社長を務めるディ・アール・シー(浜松市南区)の技術を役立てようと昨夏に開発したクールリングがチームの躍進を支え、23、24日に長野県上田市で開催される全日本リトルリーグ野球選手権大会に、県勢唯一の代表チームとして出場する。45歳。

榎谷優史さん
榎谷優史さん

 -リングの特徴は。
 「水に漬けて首回りに着けると、特別な生地の効果で体感温度を最大で7度下げる。磁石仕様で容易に外れ、塁上での接触プレー時にも安全性を確保できる」
 -開発の経緯は。
 「昨夏は甲子園大会などが中止になり、社の主力製品だったスタンド用メガホンの需要が激減した。浜松の最高気温が全国最高を記録したこともあり、子どもの命を守るため行動した」
 -指導で心掛ける点は。
 「最も気を配る対策の一つが熱中症で、特に7~8月は我々が幼い頃と次元の違う暑さに達する。リングを使い始めた少年野球チームは県内のほか愛知県にも現れ、理解してくれる仲間が増えた現状はうれしい」
 -全国大会の抱負は。
 「打線のどこからでも本塁打が飛び出す強打が売り。昨年のコロナ禍で挑戦の機会を失った先輩たちの思いを背負い、真夏の大舞台で躍進してくれるはず」
     ◇
 浜松商高で2年春に甲子園出場し、三塁手で大活躍。長男は山梨学院高2年でエースを務める。
 (浜松総局・荻島浩太)

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ