あなたの静岡新聞とは?
有料プラン

特産コーン、2番果も活用 富士のベーカリーが新商品2種類

 富士市松岡のパン店「ベーカリー マルタ」が同市特産の高糖度トウモロコシ「富士山麓わくわくコーン」の通常は出荷されない2番果を有効活用したパン2種類を商品化した。7月末まで期間限定販売し、わくわくコーンの知名度向上や普及拡大に協力する。

出荷されない2番果を使った「わくわくコーン」と「ミニ食パン」=富士市松岡のマルタ
出荷されない2番果を使った「わくわくコーン」と「ミニ食パン」=富士市松岡のマルタ

 新商品の塩パン「わくわくコーン」(税込240円)は生地にホワイトソースとそぎ切りした大ぶりのコーンを乗せ、甘しょうゆを塗ってあぶり、焼きトウモロコシのように香ばしく仕上げた。粒のコーンにタマネギ、ベーコン、チーズを入れた具だくさんの「ミニ食パン」(280円)とともに1日限定10個を販売する。
 トウモロコシは見た目も良く最も甘い、株最上部の1番果を出荷する。2番果以下はヤングコーンに活用する場合もあるが、大部分は放置されてきた。
 農家の収益向上や普及拡大のため、JA富士市職員から依頼を受けてシェフの斎藤孝人さん(50)がメニューにした。普段から地元食材を意識して産直市に通う斎藤さんは「とても甘くておいしいコーン。他店にも活用が広がり、地域の盛り上がりにつながれば」と話した。
 産地化を目指すわくわくコーンは施肥や資材、糖度などの基準を定めて複数農家による統一栽培に取り組む。昨年からは大淵地区以外で栽培が始まり、農家は38軒にまで拡大した。
 (富士支局・青島英治)

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ