清水南高中等部3年生 SPACと連携「表現」授業

 静岡市清水区の清水南高中等部は24日、体育や美術などを組み合わせた同校中等部独自の授業「表現」で、県舞台芸術センター(SPAC)と連携する取り組みを始めた。3年生が卒業制作で来年1月に行う演劇の公演に向けて、SPACの俳優陣やスタッフが台本作りや演技指導に通年で協力する。

SPACの俳優(左)の指導で魚群の動きを演じる生徒=静岡市清水区の清水南高
SPACの俳優(左)の指導で魚群の動きを演じる生徒=静岡市清水区の清水南高

 同日は、俳優の片岡佐知子さんら3人が来校し、3年生にSPACの作品づくりの様子を紹介した。片岡さんは、古代インド叙事詩を題材にしたSPACの代表作「マハーバーラタ」が、演出家や脚本家だけでなく、俳優も台本にない演出を自由に提案して制作されたと説明した。異なる意見を否定せず取り入れることを創作のポイントに挙げ、「違和感や拒否感は未知との出合い。まずは試してみて、検証することが大切」と強調した。
 生徒は俳優の指導で魚群に扮(ふん)した動きを演じたり、卒業制作に向けた演劇のアイディアをクラスで話し合ったりした。
 SPACとの連携は、県教委が本年度から始めた「オンリーワン・ハイスクール事業」の一環。同校は演劇に関するカリキュラムの研究に取り組む。

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