県立高校の魅力向上「オンリーワン」に33校 静岡県教委、演劇、スポーツ、イノベーション…

 静岡県教委は、県立高の魅力向上を図る「オンリーワン・ハイスクール」事業に33校を選定した。文理融合の教育課程や高大連携など4分野で、公募と県教委の指定で実施校を決めた。第3次長期計画の検討課題だった演劇科の新設に向けた研究に清水南、スポーツカリキュラムの研究に静岡西を選ぶなどした。研究期間は2023年度までの3年間。

オンリーワン・ハイスクールの実施校
オンリーワン・ハイスクールの実施校

 文系、理系の枠を超えた学びを目指す「イノベーション・ハイスクール」には7校を選定。このうち沼津東、静岡、浜松北の3校は、医療人材の育成をテーマに、医師との交流や倫理観を醸成する教育などのカリキュラムを検討する。
 演劇科やスポーツカリキュラムの検討は、大学や専門機関と協働する「アカデミック・ハイスクール」の分野で、清水南は県舞台芸術センター(SPAC)と、静岡西は静岡産業大やプロチームとの連携を目指す。地域課題を巡る探究活動を行う「グローカル・ハイスクール」では、地域資源の富士山を題材に選んだ富士宮北や、コミュニティースクールを軸に地域連携を図る浜北西などが選ばれた。
 そのほか、英語教育や国際交流、地元企業と連携したキャリア教育などのテーマで各校が研究に取り組む。
 同事業は、国の高校普通科改革を見据えた本年度の新規事業。高校教育課は「これまで力を入れてきた取り組みを、各校の特色に育てようという学校が多い」としている。
 (政治部・杉崎素子)

いい茶0
メールマガジンを受信する >