コロナワクチン 静産大キャンパスで職域、集団接種 藤枝市長ら会見、投与加速に期待

 新型コロナウイルスワクチンについて、藤枝市や市立総合病院、静岡産業大の代表者が22日、総合病院で記者会見し、7月から産業大藤枝キャンパスで職域接種と集団接種を行うと表明した。大学生の早期接種と市民への投与の加速化に期待がかかる。

大学でワクチン接種を行うと表明した毛利管理者(右端)や鷲崎学長(左端)ら=藤枝市立総合病院
大学でワクチン接種を行うと表明した毛利管理者(右端)や鷲崎学長(左端)ら=藤枝市立総合病院

 会見したのは北村正平市長、総合病院の毛利博管理者と中村利夫院長、産業大の鷲崎早雄学長の4人。
 藤枝キャンパス体育館を会場に、総合病院の医師や看護師ら12人ほどが業務に当たる。7月中は高齢者約3千人への集団接種を実施。8~9月は大学生と教職員約2千人のほか、60~64歳の市民や基礎疾患がある人への職域接種を進める。
 中等症や重症のコロナ患者を受け入れている総合病院では会場の確保が困難だったが、隣接する藤枝キャンパスの協力が得られたことで病院スタッフが打ち手に加われる態勢を構築した。
 中村院長は「治療が最優先だが、病床が逼迫(ひっぱく)していないタイミングでワクチン接種を進めたい」と語った。鷲崎学長は「元通りの学生生活を送れるようにするとともに、地域貢献にもなれば」と話した。
 県病院協会長を務める毛利管理者は「集団免疫獲得が早まれば医療現場を守ることにつながる」とした上で、「職域接種で主に使うモデルナ製ワクチンを切れ目なく供給してほしい」と要望した。
 (藤枝支局・岩下勝哉)

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