エスパルス、新生児に特製よだれかけ 静岡市と協働 21年度5200枚
静岡市とサッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスは7月から、市内で生まれた新生児に特製のよだれかけ(ベビースタイ)を配布する。2012年度から協働で実施している事業で、本年度は5200枚をプレゼントする予定。

21日に市役所静岡庁舎で行った寄贈式には、田辺信宏市長とエスパルスの山室晋也社長、事業に協賛するしずてつジャストラインの三浦孝文社長らが出席。市民代表として参加した志村真梨子さん(32)と律橙君(4カ月)にスタイのパネルを手渡した。
スタイは毎年デザインを変え、今回はサッカーボールを蹴るエスパルスマスコットのパルちゃんなどを描いた。山室社長は「取り組みを始めて10年。スタイを着けて育った子どもたちがチームを応援してくれていると思う」とあいさつした。志村さんは「大好きなエスパルスのスタイを着けてすくすくと成長してくれれば」と喜んだ。
スタイは市の赤ちゃん訪問事業の際に、保健師らが各家庭に直接配布する。
(政治部・森田憲吾)