地域とつなぐアート相談所 助成制度や発表の場紹介 三島に開設

 アートと地域をつなぐ市民団体「アルテ・プラーサ」は13日、静岡県東部の芸術家らを対象にした「アートのよろず相談所」を三島市民活動センターで始める。新型コロナウイルスの影響で活動が制限される芸術家をサポートするほか、アートを求める市民との相談にも応じ、両者のマッチングを進める。

アートのよろず相談所を開設するアルテ・プラーサの坂田会長=三島市民活動センター
アートのよろず相談所を開設するアルテ・プラーサの坂田会長=三島市民活動センター

 新型コロナの影響で広まる「ニューノーマル」に対応した芸術活動の支援に向け、さまざまな情報の発信や関係機関との連携を図る。芸術家を対象にした助成金の制度や申請方法について説明するほか、発表の場が減少する中で複数の作家や地域のつながりを後押しするなど多様な相談に応じる考え。法律や税金に関する質問には行政や専門機関の取り組みを紹介する。
 昨年度から芸術を支援する県の「エールアートプロジェクト事業」に参加した同団体の坂田芳乃会長(69)によると、コロナ禍で多くの芸術家がさまざまな悩みを抱える一方、県東部は中西部と比べて相談窓口が乏しい。「芸術の創作だけでは生活できない。作品を売ったり、教えたり、展示したり。地域とつながりながら、アートのプラットフォームを作りたい」。団体のネットワークを駆使し、芸術活動の“コーディネート”を目指す。
 相談は毎月1回、7月以降は原則第3日曜の午後に受け付ける。相談無料、要予約。申し込み、問い合わせはアルテ・プラーサのホームページから。
 (三島支局・金野真仁)

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