特集 : 函南町

大自在(6月8日) 選挙キャラクター

 4年前は函南町出身のサッカー元日本代表内田篤人選手。8年前は静岡市出身の女優佐津川愛美さん。12年前は同市出身の女優原田夏希さんと当時のサッカー日本代表、清水エスパルスの岡崎慎司選手。16年前は磐田市出身の女優長沢まさみさん。
 県選挙管理委員会の知事選啓発事業のイメージキャラクターに、今回は「みちょぱ」の愛称で人気のタレント池田美優さん(浜松市出身)が起用された。歴代を並べれば明白だが、顔触れは変わっても人選の狙いは一貫している。投票率が低い若年層へのアピールだ。
 同郷、同世代の人気者の呼び掛けで、共感を誘おうとのもくろみである。実際に毎回結構な反響だ。長沢さんや内田選手の写真をあしらった啓発グッズにはオークションサイトで高値が付いたこともある。
 ただ、若者の投票率向上に成果が表れたとは言い難い。若年層の投票率が他世代を大きく下回る状況は続き、全体が46・44%だった4年前の20代前半は抽出調査で23・59%。18、19歳も31・07%にとどまった。
 スツールに座り、語り掛けるようなしぐさで写るポスター。「選挙のコト知らないとか分からないからじゃなくて(中略)スマホとかで調べれば知りたいことって色々出てくるじゃん!」と手書きの文字。
 県選管の特設サイトではメッセージを自ら読み上げるみちょぱさんの動画も見られる。「投票は今を生きる私たちの未来を応援すること」とも。過去2回、投票率が5割を切ったことを踏まえれば、みちょぱさんの思いが届いてほしいのは若者にとどまらない。

いい茶0
追っかけ通知メールを受信する >

函南町の記事一覧

他の追っかけを読む