スパークリング日本酒、最高金賞 改良重ね10年、努力が結実 花の舞酒造

 花の舞酒造(浜松市浜北区)のスパークリング日本酒「ちょびっと乾杯」が、今春開かれた品評会「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2021」のスパークリングSAKE部門で最高金賞に輝いた。全国から出された56点中、京都府の宝酒造や岡山県の嘉美心酒造とともに選ばれた。改良を重ねた品ということもあり、蔵人たちは「努力が報われた」と喜んでいる。

「ちょびっと乾杯」の最高金賞受賞を喜ぶ山口さん=浜松市浜北区の花の舞酒造
「ちょびっと乾杯」の最高金賞受賞を喜ぶ山口さん=浜松市浜北区の花の舞酒造
「ちょびっと乾杯」
「ちょびっと乾杯」
「ちょびっと乾杯」の最高金賞受賞を喜ぶ山口さん=浜松市浜北区の花の舞酒造
「ちょびっと乾杯」

 ちょびっと乾杯は県産米と南アルプスの伏流水を使い、タンクに酵母を混ぜ、ボトル内で発酵させた品。白桃のような香りや口に含んだ際のきめ細かな「泡感」が特徴で、人工的なガス充塡(じゅうてん)をしていないため、優しい味わいが楽しめる。300ミリリットル入りで713円(税込み)。
 食の多様化でスパークリング日本酒が注目され始めた約10年前に売り出した。当時は物足りなさを訴える客もいた。瓶詰め工場や営業部門などの協力で改良を重ね、濃厚な仕込みを行ってガス感も安定させた。
 開発課長の山口晃さん(30)は「最高金賞は花の舞酒造一丸となって取り組んだ成果。若い世代や日本酒を飲んだことのない人にも薦めたい」と話す。
 (浜北支局・松浦直希)

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