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藍染め復活へ苗植え 駿府の工房匠宿 2期目、作付面積拡大

 静岡市駿河区の伝統工芸体験施設「駿府の工房 匠宿」は2日、近くの畑で、藍染めに使うタデアイの苗植え作業を行った。

タデアイの苗を植えるスタッフ=静岡市駿河区
タデアイの苗を植えるスタッフ=静岡市駿河区

 明治時代以降に化学染料の普及によって衰退した藍染めを、原料作りから染めまで市内で一貫して行う「しずおか藍」として復活させる取り組みで、2期目。作付面積を昨年の1・5倍ほどとなる約260平方メートルに拡大。スタッフ5人が苗を植えた。収穫は8~9月を予定している。
 昨年は、藍染め体験工房「人宿藍染工房」(同市葵区)を運営する「いとう染工」8代目伊藤喜一朗さんが栽培を担当。葉を発酵させた「スクモ(すくも)」の状態で約30キロ分が収穫できたという。匠宿「竹と染」工房長の鷲巣恭一郎さんは「ものづくりには労力が必要。伝統文化を未来につなぐために発信していきたい」と話した。
 (文化生活部・鈴木明芽)
 
 ※スクモは草カンムリに染

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