特集 : 函南町

函南メガソーラー 反対グループ 副知事に嘆願書提出 

 函南町軽井沢の大規模太陽光発電所(メガソーラー)建設計画に反対する住民グループ「丹那の自然と生命を守る会」は26日、県による環境影響評価(アセスメント)の厳密な審査などを求める嘆願書を県庁の難波喬司副知事に手渡した。難波副知事は「危険性を積み上げることが、河川法を元に町が事業を認めない根拠になる」との見解を示した。

事業の危険性について説明を受ける難波副知事(右から2人目)=県庁
事業の危険性について説明を受ける難波副知事(右から2人目)=県庁

 伊東市のメガソーラー建設事業を巡り、根拠に基づき事業者の河川占用を不許可とする裁量権を行政側に認めた東京高裁判決を元に「本当に良くない事業であれば町の不許可で止められる」と述べた。一方、県が出した林地開発許可については「事業者の問題点を指摘しても補正すれば済む話。やり直しや取り消しはできない」とし、環境アセスの審査でも「事業は止められない」と語った。
 事業では活断層の真上に2万4千トンの調整池が建設される計画で、地質学者の塩坂邦雄氏も同席して危険性を説明した。県の林地開発許可を「防災上の安全」の根拠とする事業者の見解にも触れ、難波副知事は「林地開発と社会一般では安全性の認識が異なる。間違った考えだ」と指摘した。
 (三島支局・金野真仁)

いい茶0
追っかけ通知メールを受信する >

函南町の記事一覧

他の追っかけを読む