特集 : 函南町

待機児童、2015年度以降最少 静岡県内、9市町61人 前年度から半減

 静岡県は24日、静岡県内の保育所や認定こども園などの待機児童が4月1日時点で61人だったと発表した。前年度の122人から半減し、4年連続の減少。国の子ども・子育て支援新制度が施行された2015年度以降の最少値を更新した。

4月1日時点の市町別待機児童数(▼はマイナス)
4月1日時点の市町別待機児童数(▼はマイナス)

 県こども未来課によると、待機児童が存在する自治体は9市町。函南町が27人と最多で、湖西市14人、森町11人と続いた。各市町は要因として定員不足を挙げた。
 前年度に待機児童が最も多かった袋井市は、31人減少し2人となった。20年度中に私立の保育所や小規模保育施設が新たに整備されたためという。1、2人の待機児童がいる三島、裾野などの5市町は、利用を希望する子どもの数に応じた保育士が確保できず受け入れができなかったとした。待機児童が解消されたのは御前崎、浜松、掛川など7市町。
 本年度の利用定員は7万5844人(前年度比1827人増)で、利用を希望した児童は6万9296人。利用できなかった児童は1963人(同525人減)で、このうち特定の保育所を希望するなどの理由で国の定義で待機児童数に計上されない「潜在的な待機児童」は1902人(同464人減)いた。
 本年度は、待機児童が多い市町を中心に施設整備が行われ、県全域で新たに1615人分の受け入れ枠が拡充される予定。同課は「年度末には限りなくゼロまで近づけられるのでは」としている。
 (政治部・杉崎素子)

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