防災情報より充実 狩野川資料館が新装 伊豆の国

 狩野川台風の歴史や河川・砂防事業を紹介する国土交通省沼津河川国道事務所伊豆長岡出張所の狩野川資料館(伊豆の国市墹之上)が24日、リニューアルオープンした。近年の水害の頻発などを踏まえ、防災関連の展示や情報を充実させた。

リニューアルオープンした狩野川資料館=伊豆の国市墹之上
リニューアルオープンした狩野川資料館=伊豆の国市墹之上

 狩野川台風の被害や狩野川放水路の建設経緯に加え、同市にも甚大な浸水被害をもたらした2019年の台風19号の情報などをまとめたパネルを展示。タブレット端末のアプリを使って床に敷かれた狩野川水系の地図を見ると、狩野川台風の浸水範囲や19年の台風19号で内水氾濫した地域が色分けして表示される仕組みも取り入れた。バーチャル映像を活用した浸水疑似体験などもできる。
 松本浩茂出張所長らがテープカットを行い、オープンを祝った。中島康支副所長は「地域住民が一層防災に対する意識を持ってもらえるように展示を工夫したい」と話した。資料館は1998年に開館した。年間約1200人が見学に訪れ、半数が小学生。開館は月、水、金の午前10時から午後4時。問い合わせは同出張所<電055(948)0302>へ。

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