園児の登降園管理 浜松市がシステム 全市立保育園で導入
浜松市は1日、市立保育園全20施設で園児の登降園管理システムを導入した。保護者が欠席、遅刻、お迎え、延長といった連絡をスマートフォンのアプリでできる。園からの連絡もアプリ上ででき、保護者と園双方の負担軽減を図る。
東京のIT企業「コドモン」のシステムで、県内では同市を含めて15市町が導入している。これまで主に電話で行われていた保護者からの欠席連絡などが、時間帯を気にせず画面操作で済ませられる。園は園児の登降園時刻をQRコードで打刻し、出席簿作成、延長保育料の計算、保護者との共有をアプリで処理できる。園からの連絡は内容別のテンプレートを使い、文書作成の省力化を図る。事業費は約1400万円。