入賞10作品を表彰 静岡新聞広告賞
静岡新聞広告賞2023(静岡新聞社主催、県広告業協会後援)の表彰式が25日、静岡市駿河区の静岡新聞放送会館で行われた。広告主部門グランプリに選ばれた渡辺ブルドーザ工事(富士市)の渡辺敏弘社長ら10作品の代表が表彰を受けた。

同社は、青空と富士山をバックに重機を前面に押し出し、人々の生活を支える土木工事業の力強さを表現した。渡辺社長は「若い人材の獲得に苦戦する中でも積極的に広告を出し、業界をアピールしたい」と語った。
広告主部門は昨年9月から今年8月までに本紙や広告特集に掲載された広告が対象。1次選考を通過した38点から5点が選ばれた。クリエーティブ部門には県内在住、出身のクリエーターが203点を寄せた。
静岡新聞社の大須賀紳晃社長は「時代の雰囲気や土地の思いを鮮やかに反映させ、人の心を動かす広告作品は血の通った人間にしか作れない」と述べた。