山梨の学生、環境保全の大変さ実感 三島でNPOの活動体験
山梨県の都留文科大の学生約40人がこのほど、三島市で環境保全活動に取り組むNPO法人グラウンドワーク三島の活動を体験し、保全活動を実践する大変さややりがいを体感した。

かつてごみがあふれ汚れていた状態から清流へと復活した源兵衛川で清掃活動を体験した。ホタルや魚が生息できる環境を整えるため、同市広小路町の三石神社から約150メートルにわたって生い茂ったアシやヨシなどを刈り取った。2年生の金子遥香さんと小松杏菜さんは「教科書では1行程度の内容も労力がかかっていることを実感した。きれいになった川を見て、やりがいを感じた」と話した。
教育や環境に関心のある生徒が受講する「環境保全と自然再生」の実習の一環。23、24日には青山学院大のボランティアサークルの学生も体験に訪れるという。