三島東小児童 車いす体験 障害者への理解深める
三島市の東小で14日、バリアフリー教室が開かれた。4年生約70人が車いすの乗車体験などを通し、障害者への理解を深め、サポートする方法を学んだ。

車いす体験では、児童が車いすを押す時の注意点について指導を受けた後、障害物が設けられたコースを進んだ。体操マットを悪路に見立てた場所では、乗っている人が驚かないよう「段差を上る時は声をかけ、まっすぐ押す」「降りる時は後ろ向きで」といった助言を意識し、慎重に動かした。低床バスの乗降体験も行われ、車いすのままバスに乗る大変さを実感した。
同教室は2008年から、静岡運輸支局、三島市、市社会福祉協議会が毎年実施。市内の小学校を持ち回りで開催している。