ボツワナ一行 三島の環境視察 市民再生 源兵衛川から学ぶ
アフリカ南部ボツワナの森林・草原資源局や現地でエコツーリズムを実践する団体でつくる視察団がこのほど、三島市などで自然保護活動に取り組むNPO法人グラウンドワーク(GW)三島の活動現場を視察した。

国際協力機構(JICA)の地域住民参加による生物多様性保全について学ぶ視察プログラムの一環。一行は、市民が一丸となって再生した源兵衛川などを見学した。GW三島の事務所では、渡辺豊博専務理事から、市民や行政、企業との垣根を越えてパートナーシップを形成する大切さを学んだ。
視察団長のプニュカ・ホフェタマさんは「母国と違い、街中を通る川がきれいで感激した。連携の大切さを学んだので、政策に生かしたい」と語った。
一行は富士宮市の施設や県庁なども訪れ、エコツーリズムや森林施策の状況についても知見を広げるという。