新社名「フカサワ」に 創業60周年、三島で式典
電子制御装置の製造、プリント基板の実装組み立てなどのフカサワ(長泉町)は26日、創業60周年記念式典と祝賀会を三島市で開いた。深沢電工から社名を変更し、新たに就任した深沢嘉信社長は「世界の方々に面白いと思ってもらえる会社、お客さまや地域に今まで以上に貢献できる会社を目指す」と決意を表明した。

取引先関係者や来賓、従業員ら124人が出席した。会社の沿革を映像で振り返り、深沢好正会長(前社長)は「事業を広げる中で社名を変更した。小さくても社会に影響を与える会社づくりをこれからも進める」とあいさつした。
同社は1962年に個人事業として制御盤の製作を始め、64年に法人化した。高齢者や障害者雇用、地域貢献活動に積極的に取り組み、現在は医療・衛生機器の生産や分析機器の修理なども手がけている。