遊びや“お仕事” 子ども夢中 三島で「だがしや楽校」
子どもたちが遊び、学び、お手伝いする「街中だがしや楽校」(同運営協議会主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が27日、三島市の三嶋大社などで開かれた。物作りやゲームなど多彩な体験ができる「遊び場」が登場したほか、周辺の商店での呼び込みやごみ拾いといった“お仕事”も用意され、子どもたちが夢中でイベントを楽しんだ。
境内に並んだ体験ブースでのワークショップ参加や、商店や運営のお手伝いをすると、駄菓子と交換できる「ゑびす券」がもらえるイベント。参加者は、こま回しやフラフープといった「昭和昔遊び」、新聞紙を使った工作、高所作業車やパトカーの乗車体験などのブースを次々と回った。
大社前の参道にはお手伝いを募集する出店が並んだ。子どもたちは店頭に立って「かき氷いかがですか」「ほっぺたが落ちるほどおいしいたこ焼きですよ」などと通行人に呼びかけた。
バレーボール男子東レアローズの選手らが的当てゲームを出店。三島北高箏曲部の演奏やミニミニ水力発電コンテストの表彰式もあり、多くの来場者でにぎわった。
(三島支局・岡田拓也)