三島市への「愛着率」89.2% 意識調査開始以来最高
三島市は25日、市民意識調査の結果を発表した。「市への愛着率」が89・2%(前年度87・4%)で2003年度の調査開始以来最高だった。豊岡武士市長は同日の記者会見で「三島市に生まれ、育ち、暮らして良かったと思える町になるよう市民とともに市役所一丸となって取り組んできた結果」と分析した。
調査は無作為抽出した18歳以上の市民2千人を対象に行い、1100件の回答を得た。「住みやすさ」も93・0%(同91・6%)と高水準を維持し、幸福度(10点満点)も国平均6・47を上回る6・89だった。満足率が最も高かった市の取り組みは「せせらぎと緑や花を活かしたまちづくり」で79・5%だった。
一方、歩道(59・1%)、生活道路(55・5%)、三島駅周辺(50・1%)の各種整備で不満率が高かった。