記者コラム「清流」 体験で学ぶまちづくり
三島市街地で7月、地域コミュニティー団体の活動に触れる謎解きイベントが開かれた。面白そうと子どもを連れて参加すると、恥ずかしながら知らない団体がちらほら。子どもも他の参加者も楽しみながら活動内容に触れていた。
活動する人々の苦労や熱い思いを取材で知る度、多くの人に広まってほしいと感じてきた。原稿を通じて活動を応援してきたつもりだが、体験に勝る学びはないと実感した。
まちづくり活動への参画に敷居が高いと感じる人は多いのではないだろうか。記者自身も取材する機会は多いが、一人の住民として関わることは少ない。まちづくりに無理やり参加すべきだとは思わないが、楽しむ目的で参加する活動は良いきっかけになるはず。今後も同じようなイベントの開催を期待している。
(三島支局・岡田拓也)