祝祭管弦楽団デビュー 三島
三島市の市民文化会館を拠点としたプロアマ混合のオーケストラ「三島ゆぅゆぅ祝祭管弦楽団」のデビュー公演(NPO法人静岡地域教育芸術協会、同会館主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が20日、同会館で開かれた。約800人の聴衆が美しく重厚なハーモニーを堪能した。

デビュー公演には52人が出演し、2部構成でベートーベンの交響曲第5番「運命」などを披露した。国際的に活躍するプロもいて質の高い演奏を繰り広げた。
開催目的の一つが、地域や観客の記念を祝う双方向のコンサート。創立記念や叙勲受章などの節目を迎えた団体や関係者をステージ上に招き、目の前で「威風堂々」を演奏し、観客とともに祝福した。
楽団は同協会と同会館がともに設立。全国的にプロアマ混合は少なく、拠点を持つオケも珍しいという。団員は既存の楽団との活動を兼ねることができ、シーズンごとにメンバーを編成する。