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テーマ : 三島市

「伊豆ファン倶楽部」自治体協議会が発足 三島、熱海、函南の起爆剤に

 三島、熱海、函南の2市1町が関係人口の増加や観光、産業の振興を目指して取り組む事業「伊豆ファン倶楽部」の連携自治体協議会がこのほど発足した。マイナンバーカードを活用して発行する「伊豆ファン・パスポート」によるサービス提供の2月開始を目指し、協議を進めていく。

伊豆ファン倶楽部の実施に向けて意見を交わす首長=三島市役所
伊豆ファン倶楽部の実施に向けて意見を交わす首長=三島市役所

 運営業務の委託事業者は、全国の地方創生支援を手がけるEYストラテジー・アンド・コンサルティング(東京)を中心とした5社の共同事業体に決まった。事務局を担い、サービス基盤の開発や運用、3市町の施設やサービス事業者との連携を図る。
 同事業は、パスポートが発行された会員に対し、提携事業者から会員限定の体験や専用の交通サービスを提供し、ポイントサービスも実施する。会員の行動履歴や購買データを蓄積して提携事業者に提供し、売り上げ促進やサービス創出に役立ててもらう。
 国が事業費の3分の2を補助するデジタル田園都市国家構想推進交付金の対象事業に選ばれ、事業費は2市1町で約1億円。協議会長に就いた三島市の豊岡武士市長は「住んでる人も訪れる人も伊豆を楽しみ、盛り上げる事業。地域全体の起爆剤としたい」と意気込んだ。
 (三島支局・岡田拓也)

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