松毛川の伐採竹 チップに 肥料に活用 河畔林再生へ GW三島など
三島市のNPO法人グラウンドワーク(GW)三島と松毛三日月会は22日、沼津との市境を流れる松毛川沿いの河畔林で伐採した竹をチップ化する作業を行った。

「千年の森づくり」と題した森林再生プロジェクトの一環。チップ化した竹は3カ月ほど発酵させ、毎年冬から春にかけて行う植林時の肥料として活用する。
ボランティアら約15人が参加し、2~3月に刈り取って乾燥させた竹を粉砕機2台に入れて細かく砕いていった。
松毛川は狩野川流域に残る三日月形の止水域。GW三島などは約20年にわたって約3・2キロの放置竹林を伐採し、8千本の苗を植樹している。