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スポーツ倫理教材 エスパルスと開発 静岡大藤井研究室が研修会 良い選手の条件から自身の価値観探る

 静岡大教育学部の藤井基貴准教授(教育学)の研究室が、Jリーグ清水エスパルスと連携し、サッカーを題材にスポーツ倫理を考えるスポーツ・インテグリティ教材を開発した。同ジュニアユースU-13、U-14の選手40人をこのほど静岡市駿河区の同大静岡キャンパスに招いて、完成した教材を活用した研修会を行った。

自身の価値観を明確にするグループワークに臨む選手ら=静岡市駿河区の静岡大静岡キャンパス
自身の価値観を明確にするグループワークに臨む選手ら=静岡市駿河区の静岡大静岡キャンパス

 誠実性や健全性、高潔性を意味する「インテグリティ」教材は同研究室側がたたき台を用意し、エスパルスの選手教育担当者やジュニアユースの監督らと内容を整理。良い選手の条件を「自信」「継続力」など10項目から三つ選んで自身の価値観を明確にするグループワークと、試合中の判断に悩む場面を想定し、仲間と対話するモラルジレンマ・ゲームを用意した。
 同ゲーム内で中心選手の自分が足をくじいて試合当日も痛みが続いている状況を想定した問題では、それを監督や仲間に伝えるか否か2択で答え、回答の理由をグループで話し合った。
 藤井准教授は「判断の理由や根拠を考える力を付けてほしい。将来、選手として取材を受けた時にプレーや判断の理由を明確に回答できるようになってもらえたら」と期待した。
 参加した若山綺良さん(14)は「人間性を高めることはプレーにも良い影響になると思った」と語り、谷武和さん(13)は「人間的に成長することで、ひたむきに努力できるようになりたい」と意気込んだ。

 

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