「パワーアップして帰ってくる」 青年海外協力隊派遣 三島の山田さん
国際協力機構(JICA)の本年度1次青年海外協力隊としてドミニカ共和国に派遣される三島市立徳倉小教諭の山田清楓さん(29)が11日、市役所に豊岡武士市長を訪ね「多くのことを学んでパワーアップして帰ってきたい」と意気込みを語った。

山田さんは理科教育の指導者として現地の教員養成校に配属され、学生に授業の仕方を教えたり、教育実習に帯同したりする。派遣期間は31日から2025年3月まで。
山田さんは持続可能な開発目標(SDGs)を教える授業の際に「海外の実情を知らず恥ずかしかった。現地を見て伝えられる教員になりたい」と志望を決めたという。教え子たちには「『大人でも頑張ったら夢に近づける』という姿を見せたい」とも語った。
豊岡市長は、帰国後の多文化共生の推進役としての期待も込め「健康や安全に気を付けて頑張ってほしい」と激励した。