お気に入りの1冊 図書室に 三島長陵高でフェア
三島市の三島長陵高でこのほど、生徒が図書室に配架される本を選び、リクエストする「ブックフェア」が開かれた。生徒たちは思い思いに本を手に取り、約1500冊の中からお気に入りの1冊を探した。

生徒に本の触れ合う機会を提供しようと、沼津市のマルサン書店の協力で昨年に続いて開催。50社以上の出版社から届いた高校生向けの図鑑や写真集などが図書室に並んだ。本屋や図書館ではジャンルごとに並ぶ本を、この日は出版社ごとに陳列。生徒たちは表紙やタイトルを見ながら気になる本を選んだ。
昨年は約100のリクエストが寄せられ、64冊を購入した。図書室に配架した直後、利用者数が過去最多になるほど好評だったという。加藤正樹図書課長は「生徒たちが新しい興味、関心の扉を開けるきっかけになればいい」と話した。