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テーマ : 三島市

静岡県感染症管理センター データベース構築、公開 県議会

 静岡県議会6月定例会は30日、自民改革会議の望月香世子氏(静岡市清水区)と加畑毅氏(下田市・賀茂郡)、ふじのくに県民クラブの沢田智文氏(磐田市)と曳田卓氏(沼津市)が一般質問を行った。

静岡県庁
静岡県庁

 森貴志副知事は、感染症対策の司令塔の機能を持つ「ふじのくに感染症管理センター」について、情報通信技術(ICT)や医療データを活用してオープンデータベースを構築し、情報発信機能の強化を図る意向を示した。曳田氏への答弁。
 同センターは県が4月、三島市の県総合健康センター内に開設。新型コロナウイルス感染症対応の経験を踏まえ、病床利用状況などを県民や医療関係者、市町と共有できるオープンデータベースを作成する。流行予測が可能な機能を備えたホームページの開設も急ぐ。ともに2023年度中のサービス構築を目指す。
 新型コロナへの対応を通じて構築した療養者支援情報システムを応用し、他の感染症発生時にも対応できる発生届のオンライン化、患者調査票の電子化、相談業務の自動応答化も検討し、業務の効率化や県民の利便性向上に取り組む。
 森副知事は「次の新興・再興感染症の流行時に適時適切に対応できるようにしたい」と述べた。

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