「とびだせ!長谷川義史展」 原画など220点 三島で1日から
絵本作家長谷川義史さんの原画などを紹介する企画展「とびだせ!長谷川義史展」(佐野美術館、静岡新聞社・静岡放送など主催)が7月1日、三島市の同美術館で始まる。29日に搬入作業が行われ、ユーモアあふれる作品約220点が展示された。

長谷川さんの企画展開催は県内で初めて。長谷川さんの作品はダイナミックな筆遣いで描くユーモラスなキャラクターと、笑いあり涙ありの物語が特徴。会場には、奇想天外な客をおおらかに受け入れるおじいちゃんの人気シリーズ「いいからいいから」、父亡き後の家族を支えた自身の母を描いた「おかあちゃんがつくったる」などの原画をはじめ、イラストや立体作品も並んだ。
長谷川さんがスケッチ散策番組で訪れた富士宮市を描いた作品も特別展示する。キャラクターパネルと一緒に撮影できるフォトスポットもあり、長谷川さんの世界観に浸ることのできる展示になっている。
企画展は8月27日まで。一般・大学生1100円、小中学生・高校生550円。毎週土曜は小中学生無料。8月17日を除く木曜が休館。