三島の益山さん Mrs世界一 大会で農兵節披露 「故郷をPR」 市長に報告
三島市文教町の益山愛梨さん(48)が26日、市役所に豊岡武士市長を訪ね、4月にマレーシアで開かれた美しさや品性、人間力を競う世界大会「Mrs Great World」の45歳以上部門「ミセスクラシック」のグランプリ受賞を報告した。大会には「生まれた町に恩返ししたい」「三島を世界にPRしたい」との思いで挑み、現地で披露した伝統芸能「農兵節」が好評だったことも伝えた。

益山さんは元々、市のマスコットキャラクター「みしまるくん」のグッズ販売を手がけ、42歳の時に三島の魅力をより広めたいとコンテスト出場を決意。「ゼロから世界一になれた。女性としての意識向上につながってくれたらいい」と喜びを語った。
2分間のステージで農兵節などを踊り「大きな歓声を受けて光栄だった」と報告。各国代表らに配ったみしまるくんグッズも人気だったという。大会で知り合ったフィリピン代表が三島を訪れたことも紹介した。
同大会はアジアを中心に世界9カ国の代表約50人が出場し、益山さんは日本代表7人のうちの1人として参加した。各国の伝統衣装を着て争う部門でも2位を獲得した。
(三島支局・岡田拓也)