療養者支援センター、6月末で運用終了 静岡県、コロナ5類移行受け
静岡県は23日、新型コロナ療養者支援センター(三島市)の運用を、30日で終了すると発表した。5月に感染症法上の位置付けが5類に移行したため。
センターは、コロナ禍での保健所の業務負担を軽減するため、2022年8月に開設。医療機関からの発生届のデータ入力や陽性者数集計などの情報管理のほか、宿泊療養施設入所、自宅療養者へのパルスオキシメーター(血中酸素濃度計)の貸し出し、相談対応などを担った。5類移行後は貸し出し支援がなくなり、相談件数も少なかった。
7月以降は、静岡市、浜松市、県のそれぞれの発熱等受診相談センター(浜松市は新型コロナコールセンター)で、受診先の相談や療養中の体調悪化の相談を受け付ける。