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スズキ、空の事業領域強化 スカイ社の「空飛ぶクルマ」に協力

 スカイドライブ(愛知県豊田市)が手がける「空飛ぶクルマ」の製造協力に基本合意したスズキ。静岡県内のグループ工場で2024年春ごろ、スカイドライブが設計開発中の3人乗りの機体製造が始まる見込みだ。公表を受けて鈴木俊宏社長は20日、「二輪、四輪、マリン以外の事業領域に向かう中で協業はメリットがある」と強調。「空」に関連する新モビリティの社会実装を目指し、取り組みを加速する。

3人乗りの空飛ぶクルマのイメージ(スカイドライブ提供)
3人乗りの空飛ぶクルマのイメージ(スカイドライブ提供)
基本合意書の調印式に臨む神代英俊スズキ常務役員(左)と福沢知浩スカイドライブCEO=浜松市南区のスズキ本社
基本合意書の調印式に臨む神代英俊スズキ常務役員(左)と福沢知浩スカイドライブCEO=浜松市南区のスズキ本社
3人乗りの空飛ぶクルマのイメージ(スカイドライブ提供)
基本合意書の調印式に臨む神代英俊スズキ常務役員(左)と福沢知浩スカイドライブCEO=浜松市南区のスズキ本社

 スカイドライブは25年の大阪・関西万博で空飛ぶクルマの運航を目指している。同社が機体の製造を目的にした完全子会社を今後設立し、スズキは同子会社の人材確保などに協力する。スズキは機体を製造する工場について、現時点で非公表とした。
 高齢化進行や都市部の渋滞緩和など、必要に応じたパーソナルな移動が注目される中、スズキは空飛ぶクルマの開発を活発化するスカイドライブとの連携をさらに深める。培った小型車量産の技術、主力市場インドなどでの事業開発面の協力も想定する。
 スカイドライブが同日までに公表した3人乗りの新たな機体サイズ(ローターを含む)は、長さと幅が各約13メートル、高さ3メートルと従来の2人乗りから大型化し、航続距離もこれまでの最大約10キロから約15キロに伸ばす。社名と同じ製品名を新たに設定した。26年には型式証明を取得し、量産化を目指すとしている。

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