⚽J2清水 終盤に決勝点 熊本に1ー0 リーグ第20節
明治安田J2リーグは11日、各地で第20節の11試合が行われ、清水は熊本に1-0で勝利した。

①えがおスタ▽観衆6484人
清水 8勝7分け5敗(31) 1(0―0 1―0)0 熊本 7勝6分け7敗(27)
▽得点者【清】カルリーニョス(6)
劣勢をはね返す
清水は終盤に均衡を破り、劣勢の時間が長かった試合をものにした。敵地での連敗を3で止めるリーグ戦2試合ぶりの白星で、7位に順位を上げた。
リーグ戦9試合連続出場中だったMF乾が欠場となり、FWオセフン、チアゴサンタナの2トップの布陣で臨んだ。しかし、熊本の流動的なパスワークに翻弄(ほんろう)されて押し込まれ、攻撃に転じても思い通りにゴールに迫れない展開が続いた。
決定機が限られた中、確実に仕留めたのがFWカルリーニョスだ。後半37分、自身のヘディングシュートによって生まれたゴール前の混戦でこぼれ球を蹴り込み、決勝点をもたらした。
自陣で耐える場面も多かった中、リーグ3戦ぶり先発の鈴木と特別指定選手の高木の両センターバックが再三のブロックでチームを救った。リーグ初先発となった高木は「(チームの)流れが悪い中、無失点で勝てて良かった」と振り返った。