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「少しでも力に」 災害ボランティア始動 磐田・敷地地区

 梅雨前線と台風2号の接近に伴う大雨の影響で敷地川が決壊した磐田市北部の敷地地区で4日、災害ボランティアが始動し、被災した住宅の片付けや土砂撤去などを支援した。参加者の大半は昨年9月の台風15号で活躍した市災害ボランティアコーディネーター連絡会のメンバー。市災害ボランティアセンターを運営する市社会福祉協議会は「昨年に続き被害に遭い、精神的にダメージを受けている人が多い」と訴え、幅広い協力を求めている。

被災した住宅の片付けを手伝う災害ボランティア=4日午後、磐田市敷地
被災した住宅の片付けを手伝う災害ボランティア=4日午後、磐田市敷地
被災した住宅の片付けを手伝う災害ボランティア=4日午後、磐田市敷地
被災した住宅の片付けを手伝う災害ボランティア=4日午後、磐田市敷地
被災した住宅の片付けを手伝う災害ボランティア=4日午後、磐田市敷地
被災した住宅の片付けを手伝う災害ボランティア=4日午後、磐田市敷地
被災した住宅の片付けを手伝う災害ボランティア=4日午後、磐田市敷地(写真部・坂本豊)
被災した住宅の片付けを手伝う災害ボランティア=4日午後、磐田市敷地(写真部・坂本豊)
被災した住宅の片付けを手伝う災害ボランティア=4日午後、磐田市敷地(写真部・坂本豊)
被災した住宅の片付けを手伝う災害ボランティア=4日午後、磐田市敷地(写真部・坂本豊)
被災した住宅の片付けを手伝う災害ボランティア=4日午後、磐田市敷地
被災した住宅の片付けを手伝う災害ボランティア=4日午後、磐田市敷地
被災した住宅の片付けを手伝う災害ボランティア=4日午後、磐田市敷地
被災した住宅の片付けを手伝う災害ボランティア=4日午後、磐田市敷地(写真部・坂本豊)
被災した住宅の片付けを手伝う災害ボランティア=4日午後、磐田市敷地(写真部・坂本豊)

 市内外から参加した25人は、土砂流入などの被害があった5世帯に分かれ、家屋に入り込んだ泥の撤去や家財道具の運搬に汗を流した。参加した青木英剛さん(60)=同市下万能=は「少しでも困っている人の力になりたい」と話し、会社員鈴木広明さん(50)=同市三ケ野台=は「報道を見て心配になり、飛び入り参加した。動ける方はぜひ協力してほしい」と呼びかけた。
 決壊した敷地川は昨年9月の台風15号で被災し、県が堤防の応急復旧工事を行っていた。市によると、市内で建物の床上・床下浸水を41件確認。このうち、29件が敷地地区だった。昨年に続き、住居や小屋など計5棟が床上浸水した伊藤通子さん(73)は「土砂を運び出す重たい作業や泥の拭き取りなどの細かい作業も積極的にやってくれて本当に助かる」と感謝した。
 市は同日、災害ボランティアの募集を開始した。対象は県西部在住で高校生以上。申し込みは市社協ホームページなどから。問い合わせは市社協<電0538(37)9617>へ。

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