スマホ学んで仲間作り 三島で65歳以上 同世代の講師が支援
65歳以上を対象にした三島市の「スマホで仲間づくり講座」がこのほど、市役所大社町別館で始まった。国のデジタル推進委員に任命された同世代の講師陣がスマートフォンを通じた仲間作りを支援する。

7月までの全7回の講座に70~80代の12人が参加し、スマホの基本操作やLINE(ライン)の登録方法などを学ぶ。写真や動画の撮影も経験し、参加者同士の交流も深める。
初回は講師を務める大村〓さん(75)がスマホを使い始める利点を「離れた家族を身近に感じる」「サークル仲間と交流するようになる」「SNSで友人ができる」などと紹介。「スマホは難しいと思いがちだが、シンプルで簡単に操作できる」と伝えた。
同講座は3年目。講師陣は、2021年から老人会などでスマホ講座を実施する市の「スマホタブレットキャラバン」の隊員が務める。同隊員は21人全員が3月までにデジタル推進委員に任命された。