自転車の安全運転啓発 ブリヂストンサイクル、ポスター寄贈 高校生もヘルメットを
ブリヂストンサイクル(埼玉県)はこのほど、自転車の安全運転を啓発するオリジナルポスターを官民連携組織「県サイクルスポーツの聖地創造会議」に寄贈した。同社の自転車競技チームが三島市に拠点を置いていることから、社会貢献活動として県内の全高校約150校に配布し活用してもらう。
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ポスターにはチーム所属の東京五輪日本代表、2022年競輪賞金王の脇本雄太選手(34)が競技する姿を採用。直筆のメッセージとともに、夜間のライト点灯やヘルメット着用を促す五つのルールを紹介している。新たな自転車利用者が増える新年度に合わせ、750部を用意した。
県庁で行われた寄贈式で、脇本選手が県スポーツ・文化観光部の鈴木学理事らにポスターを手渡した。脇本選手は4月からヘルメット着用が努力義務化されたことを踏まえ「事故に遭った経験もあるので、ヘルメットの重要性を知ってもらいたい」と期待した。