スルガ銀行「検討は事実」 クレディセゾンとの提携
スルガ銀行は18日、クレジットカード大手のクレディセゾンとの資本業務提携に関する報道について、「報道内容を含むさまざまな提携の機会を検討しているのは事実」とのコメントを発表した。同日の取締役会で付議した後、業務提携を正式発表する予定。
スルガ銀はシェアハウスなどに関する不正融資問題を受けて経営再建中。クレディセゾンが同銀行の発行済み株式の15%程度を取得して主要株主になり、役員も派遣して連携を進める方針。スルガ銀もクレディセゾンの株式を5%程度取得する方向で調整している。
スルガ銀は家電量販店大手のノジマが筆頭株主になって再建を目指したが、経営戦略を巡って対立し、2022年に提携を解消していた。