インドでリコーダー使い器楽教育 ヤマハ「スクールプロジェクト」
ヤマハはこのほど、インドのデリー教育委員会と連携し、4月からリコーダーを使った日本型の器楽教育を導入したと発表した。デリーの公立初等学校10校の第5学年が対象。2015年から新興国を中心に行っている「スクールプロジェクト」の一環。
同社は2017年から、同国の私立初等学校でリコーダーやキーボードの課外活動を展開してきたが、公立初等学校の正規授業での実施は初となる。文部科学相の「第2回EDU―Portニッポン応援プロジェクト」にも選ばれている。
スクールプロジェクトはマレーシア、インドネシア、ベトナム、ブラジル、アラブ首長国連邦(UAE)、エジプトでも展開し、23年3月末までに7カ国累計202万人が受講した。