訪日需要を取り込み 富士急行 中期経営計画
富士急行は10日、2025年度までの3カ年の中期経営計画を発表した。日常生活が戻る中、インバウンド需要を取り込み、成長戦略を推進。3カ年平均の目標経営指標として、売上高に当たる営業収益507億円、経常利益63億円、純利益38億円を掲げた。
「超日常」の創造により、社会的価値と経済的価値の両立を目指す。ブランド戦略には「富士山のあらゆる恵みを届ける総合プロデューサーとなる」を掲げた。富士急ハイランドを富士山エリアの玄関口と位置付け、国内外の観光客の呼び込みを強化。箱根・熱海エリアへの事業展開をさらに進める。