三島「大通り」に彩り 静岡不動産ビルにストリートギャラリー
三島市街地の本町交差点に面した静岡不動産三島ビルにストリートギャラリー「アルテ ア ルイテ」が誕生し、まちに彩りを添えている。地元芸術家の作品が展示され、市街地のメーン通り「大通り」を行き交う観光客や買い物客の目を引いている。

「アルテ」はスペイン語で芸術の意味。地元商店会「本町小中島商栄会」が、街中を「歩いて」芸術作品を楽しんでもらいたいとの意味を込めて名付けた。
同ビル1階のガラス張り部分がロールスクリーンで閉じられ、通り沿いが殺風景だったため、同商店会が昨年末、テナントの協力を受けて店舗の一部を借り展示を始めた。
約3カ月のペースで作品を入れ替え、現在は同市の絵本作家えがしらみちこさんの作品を展示中。色とりどりな背景に、かわいらしい子どもたちが歩いている姿が描かれていて、同商店会の高木基会長は「訪れる人に楽しんでもらい、まちがもっとにぎやかになってほしい」と期待する。