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絵画教室生の力作並ぶ 橋幸夫さんの日本画も 8日まで熱海 

 熱海市の日本画家坂本武典さん(47)が主宰する「アトリエブデン絵画教室」の作品展「第29回彩遊季展」が4日、同市の起雲閣で始まった。教室生らが描いた風景や人物、四季の花など約80点の力作が並び、来場者を楽しませている。8日まで。

来場者に教室生の力作を紹介する坂本さん(右)=熱海市の起雲閣
来場者に教室生の力作を紹介する坂本さん(右)=熱海市の起雲閣

 中学生から90代の高齢者までの約20人が日本画、水彩画、鉛筆画などを出品した。久保洋子さんの日本画は孫が水槽の中の金魚を見つめたり、おやつを食べたりしている愛らしい表情を温かみのある色彩とタッチで表現していて、来場者の心を和ませている。
 坂本さんは「新型コロナウイルス禍の頃は皆が縮こまって制作していたが、ようやく和気あいあいと描いたり、互いに意見を言い合ったりすることができるようになった。作品にも明るさや前向きな姿勢が表れている」と話した。
 80歳になった3日に歌手活動を引退した同市在住の橋幸夫さんの日本画と書も特別展示している。橋さんは坂本さんに半年ほど前から日本画を学んでいて、今回が初の作品という。会場には伊豆山の復興支援や犯罪被害者支援の募金箱を設置している。午前10時~午後4時半(最終日は午後3時まで)。

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